IL入りトラウト、13日にグラウンドで打撃再開 手首骨折のレンドンは来季開幕に照準

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

ヘッドトレーナーのフロスタッド氏がトラウトとレンドンの現状説明

 左胸郭の炎症で負傷者リスト(IL)入りしているエンゼルスのマイク・トラウト外野手が、13日(日本時間14日)にグラウンドでのスイングを再開する。12日(同13日)にエンゼルスのヘッドトレーナーを務めるマイク・フロスタッド氏が明かした。

 フロストッド氏は「次の段階へと進む。今はすべてがスムーズに運んでいる。明日はグラウンドで打つ」と説明。マイナーでの出場については「まだ話していない。ペリー(ミナシアンGM)やフィル(ネビン監督代行)と話して考えを聞く必要はあるが、まだそこまで先は見ていない」とした。

 ランニングとスローイングについては問題なくこなしているそうで「序盤は控えさせたが、今は再び実施している。今日は80%の力で走ったし遠投もした。それらは問題ない」という。今季79試合の出場で打率.270、24本塁打、51打点のトラウトは7月18日(同19日)にIL入り、今季中の復帰を目指してリハビリを続けている。

 また6月に右手首の手術を受けて今季絶望とされるアンソニー・レンドン内野手については「ゴロ捕球の許可が出た。少なくとも、グラウンドに出てそれをやるのを本人は楽しみにしている。野球関連のことをね」。リハビリは冬の前に終わるかと聞かれると「それが目標になると思う。オフシーズン中のトレーニングなどが遅れる理由は何もない。選手たちは年度終わりは毎年休養を取るもの。普段通りのオフを過ごして来年春に備えるというのがずっとレンドンの目標だった」と来季開幕に照準を合わせていることを口にした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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