大谷翔平がWBCで登板しても「心配しない」 監督代行、トラウトともに全幅信頼
13日には侍J栗山監督が視察に訪れ大谷を見守った
■エンゼルス ー ツインズ(日本時間14日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日、試合開始10時07分)、本拠地で行われるツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場する。試合前に取材に応じたフィル・ネビン監督代行は、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について「ショウヘイが登板することになっても私は心配はしないだろう。登板するかどうかについて彼が話をしたわけではないが。私は彼らのことを心配していない」と全幅の信頼を寄せた。
前日12日(同13日)は恩師である侍ジャパン・栗山英樹監督がエンゼルスタジアムを訪れ、大谷と再会。WBCに参加するかどうかが注目されている。すでにトラウトは米国代表の主将として参戦を表明している。
監督代行はWBCに参加する選手たちについて「マイク(トラウト)とは前に話をした。主将に任命されていたと思う。素晴らしいことだ。私は(大学時代に)アメリカ代表としてオリンピックに出場した。とても素晴らしく思えること。彼らが(WBCで)プレーするための冬の間の準備の仕方について、私は信頼している。多くの人は投手陣について(WBCなどが開催されるときは)毎回気にしているようだが、私は心配していない」と話した。
そのトラウトはこの日、普段の試合前に行う打撃ルーティンを行うなど左胸郭の炎症から順調にリハビリを続けている。指揮官は「いい状態。外野で走塁も行った。その後、彼はいい状態だと話していた。その様子を見ることができてよかった」と安堵していた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)