大谷翔平の快足生還&ダメ押し打をOB絶賛「速さを物語っている」「素晴らしい打撃」
3回には一塁から一気に生還、7回には技あり適時打の躍動
■エンゼルス 4ー2 ツインズ(日本時間15日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地でのツインズ戦に「2番・DH」で出場し、7回にダメ押しの左前適時打を放ってチームの2連勝に貢献した。3回には快足を飛ばして一塁から一気に同点生還も。走打での鮮やかな姿に、球団OBから続々と称賛の声が上がった。
3回2死一塁で四球で出塁すると、続くレンヒーフォの左翼線適時二塁打で一塁から一気に生還。自身にとってメジャー通算300得点目となった。7回1死一、二塁の第4打席では、外角低めの難しい球を逆らわずに左前へ。2試合連続打点となるタイムリーでリードを広げた。
地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」で解説を務め、この日が60歳の誕生日だったマーク・グビザ氏は「一塁から生還するとは、ショウヘイの速さを物語っていますね。ショウヘイは本当に素早いです」と強調。悠々の生還に「(本塁での)プレーはありませんでした」と語った。
通算299発を誇るOBティム・サーモン氏は、同局の番組で7回のタイムリーに着目。「オオタニの素晴らしい打撃です。(大谷には本塁打を期待する場面が多いですが)彼は投手の球をそのまま逆方向に持っていきます」と述べた。
打って走って勝利に貢献した二刀流。翌15日(同16日)には、自身11勝目をかけてマリナーズ戦に先発する。
(Full-Count編集部)