大谷翔平、6回7安打2失点の粘投も11勝目ならず 最速160キロで8奪三振、防御率2.69
本拠地・マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場
■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間16日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場した。6回7安打2失点で降板し、今季11勝目はならなかった。防御率2.69。最速99.8マイル(約160.6キロ)。
粘りの投球が光った。初回2死からウィンカーに右中間ソロを被弾。先制点を許した。1-1で迎えた3回2死一、二塁のピンチではクロフォードの中前適時打で勝ち越しされた。なかなかリズムに乗れなかったが、再び同点に追いついた5回はフランス、ウィンカー、ハニガーの上位打線を3者凡退に。6回は2死二塁のピンチを招いたものの、無失点に封じた。6回97球(ストライク67球)を投げ、8奪三振1四球、7安打2失点だった。
バットではレッズからトレード加入した右腕・カスティーヨと初めて対戦した。初回1死は二ゴロ、3回無死一塁は見逃し三振に倒れ、5回1死一塁は左飛だった。2試合ぶり27号本塁打が飛び出すか。
前回9日(同10日)の敵地・アスレチックス戦で6回4安打無失点と好投し、自身初の2桁10勝目をマーク。両リーグでは1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打の偉業を達成した。勝ち星こそつかめながったが、投球回数は117回。メジャー初のシーズン規定投球回(162)到達へ好投を見せた。
(Full-Count編集部)