次々と泣き崩れる選手に「胸が張り裂ける」 疑惑の“二重判定”が「史上最悪の審判」

2021年の「リトルリーグ・ワールドシリーズ」【写真:Getty Images】
2021年の「リトルリーグ・ワールドシリーズ」【写真:Getty Images】

「リトルリーグ・ワールドシリーズ」をかけた大一番でまさかの判定

「リトルリーグ・ワールドシリーズ」出場をかけた一戦での“疑惑のダブル判定”が、物議を醸している。三塁塁審と球審が異なるジャッジにより、試合はサヨナラ。まさかの幕切れとなった敗戦チームの選手たちはグラウンドに倒れ込み、失意の号泣。ファンからは「史上最悪の審判かも。リトルリーガーに同情する」「これはマジで醜い」と同情と審判への批判の声が上がっている。

 現地11日(日本時間12日)に行われたノースウエスト地区決勝のオレゴン-ワシントン。両者譲らず2-2の同点で迎えた7回1死一塁で、ワシントンの打者が放ったゴロが三塁線を抜けた。三塁塁審はファウルの判定。オレゴンの外野手は追うスピードを緩めたが、球審はフェアをコール。一塁走者は、三塁ベースコーチの指示に従ってそのまま走って生還した。

 レビューの結果、判定はフェア。そのまま試合終了となり、ベンチ前で歓喜するワシントンナインとは対照的に、マウンド付近に集まっていたオレゴンの選手たちはうなだれ、顔を覆った。米メディア「CBSスポーツ」もこの悲劇を報道。「ジョムボーイ・メディア」が問題のシーンをツイッターに投稿すると、ファンから「リトルリーグのワールドシリーズで大スキャンダル」「胸が張り裂ける」「プレーが無効になるべきだったのでは」などの声が寄せられた。

 勝ったワシントンは、17日(同18日)から米ペンシルバニア州ウィリアムズポートで始まるリトルリーグ・ワールドシリーズを戦う。

【実際の映像】マウンド付近で倒れ込み号泣する選手たち 悲劇生んだ疑惑の“ダブル判定”が「これはマジで醜い」

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