ダルビッシュら獲得に尽力 “親日家”レンジャーズ首脳が解任、NPB選手獲得に影響か
3日前のウッドワード監督の解任に続きチーム再建に着手
レンジャーズは18日(日本時間19日)、ジョン・ダニエルズ編成本部長を解任したと発表した。球団は15日(同16日)にクリス・ウッドワード監督を解任したばかりだった。
ダニエルズ氏は2005年10月に28歳41日でレンジャーズGMに就任。メジャー史上最年少のGMとして注目された。10年に球団初のワールドシリーズ進出。翌11年も進出したが、世界一には届かなかった。
日本球界を高く評価しており、これまで選手獲得のために来日。2012年1月にはダルビッシュ有投手の6年総額6000万ドル(当時46億円)の大型契約をまとめ、GM就任以降は大塚晶則、福盛和男、建山義紀、上原浩治、藤川球児、有原航平の獲得に尽力した。コルビー・ルイス、トニー・バーネット、クリス・マーティン、スペンサー・パットンら元NPB選手の獲得にも熱心だった。
20年12月に通算79勝のクリス・ヤング氏がGMに就任し、ダニエルズ氏は編成本部長となっていた。昨オフにコーリー・シーガー、マーカス・セミエン両内野手ら総額5億ドル(約667億円)以上を補強に費やしたものの、チームは52勝64敗の地区3位と苦戦していた。
(Full-Count編集部)