大阪桐蔭が下関国際に敗れ3度目の春夏連覇ならず 9回に2点を奪われ逆転負け

大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】
大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】

左腕前田が1点リードの9回1死二、三塁から4番・加賀に中前2点適時打を浴びる

 第104回全国高校野球選手権大会は18日、準々決勝が行われ第3試合は大阪桐蔭(大阪)が4-5で下関国際(山口)に敗れ、史上初の3度目の春夏連覇を逃した。

 大阪桐蔭は同点に追いつかれた6回に2死一、三塁から2番・谷口勇人外野手(3年)の左前適時打で勝ち越しに成功。だが、9回に2番手で登板した左腕・前田悠伍投手(2年)が、連打と犠打で1死二、三塁のピンチを背負うと、4番・賀谷勇斗内野手(3年)に中前へ2点適時打を浴び逆転を許した。

 下関国際は1点ビハインドの7回。無死一、二塁から相手の犠打失敗でトリプルプレーを完成させ、大阪桐蔭に流れを渡さなかったが大きかった。相手を上回る13安打を放つなど、王者相手に一歩も引かない試合運びを見せ同校初のベスト4進出を果たした。

(Full-Count編集部)

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