プロ注目の高松商・浅野が一、二塁で申告敬遠 甲子園騒然、今大会3発&9打数7安打

高松商・浅野翔吾【写真:喜岡桜】
高松商・浅野翔吾【写真:喜岡桜】

浅野は2点を追う7回1死一、二塁で申告敬遠 高松商は3点を奪って逆転した

 第104回全国高校高校野球選手権大会は18日、準々決勝が行われ第2試合で近江(滋賀)と高松商(香川)が対戦。高松商のプロ注目の両打ちスラッガー・浅野翔吾外野手(3年)が7回1死一、二塁の場面で申告敬遠を受けた。その瞬間、甲子園はどよめきに包まれた。

 2点を追う高松商は7回1死一、二塁の好機を迎えた。ここで打席に入った浅野は申告敬遠。塁が埋まった一、二塁での敬遠は“異例”で、甲子園にどよめきが走った。満塁のチャンスを得た高松商は2本の適時打と押し出し死球でこの回3点。逆転に成功した。

 浅野はそれまでの打席で左翼線二塁打、今大会3本目となるバックスリーンへの2ラン本塁打、左前打と、今大会注目の右腕・山田陽翔投手(3年)を打ち込んでいた。

 浅野は初戦の佐久長聖戦(長野)で2打席連続ホームランを放ち、PL学園・清原和博氏を超える高校通算66本塁打としていた。ここまでの2試合で6打数4安打4打点。そしてこの日は3打数3安打。持ち前の豪打を聖地で発揮している。

(Full-Count編集部)

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