村上宗隆がセ打撃“3冠王”に 打率で佐野抜く…バース以来セ36年ぶり快挙なるか
4打数3安打、2本塁打の爆発で打率.329、44本塁打107打点
■ヤクルト 7ー2 中日(20日・バンテリンドーム)
ヤクルトの村上宗隆内野手は20日、バンテリンドームで行われた中日戦に「4番・三塁」で先発し2本塁打を放った。4打数3安打で打率も.329とし、佐野恵太外野手(DeNA)を抜いてセ・リーグの打撃3部門全てでトップに立った。
村上は2回の第1打席が四球、3回1死無走者の場面、中日先発の小笠原から中堅左へ43号ソロを放った。5回には2死一、二塁で二ゴロに倒れたものの、7回には右翼へ44号2ラン、9回の第5打席でも代わった根尾から右前打と連ねた。44本塁打、107打点は2位以下に大差をつけ独走している。
日本プロ野球の3冠王は過去7人(11度)おり、村上が達成すれば2004年の松中信彦(ダイエー)以来となる。セ・リーグでは1986年のバース(阪神)以来、36年ぶりだ。
打率トップを争う佐野は現在.326で、この日はナイターで広島戦が予定されている。
(Full-Count編集部)