大谷翔平、来季ローテは中4日も? エ軍GMが見通し語る「可能性ゼロとは言わない」
球宴後は中5日続き「権利を得た。ここまで見事、それは明白だ」
エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは19日(日本時間20日)、大谷翔平投手の来季の登板間隔について言及。中4日の可能性について「多くの話し合いが行われるだろう。だが可能性がゼロとは言わない」と否定はしなかった。
オールスターブレーク後は中5日での登板が続く大谷。ミナシアンGMは「我々はそのことについて話し合った。彼はそうする(中5日の)権利を得た。ここまで見事、それは明白だ。我々は彼がマウンドで次のステップを踏んだと感じている。(今年)さらに多くのものを見せてくれたことは間違いない。彼はここまで非常に、非常にいい。私は、中5日で投げることが彼にとって大切だと思っているし、彼はその権利を得た。だから私は間違いなくそれを応援する」と高く評価した。
さらに来季、中4日でいけると思うかを問われると「それはどうだろうか。可能性がゼロとは言わない」と話す。「彼は自分の体調をよく把握しているし、できること、できないことが分かっている。だから私はどんなことでも可能性がないとは言わない。とはいえ、中5日でも結構いい(ピッチングをしている)ので、ここまでの投球ぶりを受けて、さらに調整する(中4日にする)となれば、多くの話し合いが行われるだろう」と二刀流による体調面も考慮した。
となると基本的には5人ローテを組み、大谷が中5日、大谷以外の先発投手は中4日で時折スポット先発を入れるという形になるのだろうか。「可能性はある。やり方はいろいろあるが、(今年から選手のマイナーへの)オプション降格に制限がついたので少し難しくはなる。そうした要素をいろいろ考えなくてはならない」。来季への検討課題として「今季はまだだいぶ試合が残っている。その中で来季に向けて様々なことを評価していきたい」と先を見据えた。
(Full-Count編集部)