村上宗隆、球団日本人記録更新の45号は逆転3ラン セで45本以上は13年バレンティン以来

45号逆転3ランを放ったヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】
45号逆転3ランを放ったヤクルト・村上宗隆【写真:荒川祐史】

チームを救う逆転3ランはスタンド上段へ、バットを放り投げて吠える

■ヤクルト ー 広島(23日・神宮)

 ヤクルトの村上宗隆内野手が23日、神宮球場で行われている広島戦で45号3ランを放った。岩村明憲氏が2004年に記録した球団の日本選手最多記録を更新した。史上最年少での通算150本塁打にもあと「1」に迫った。

 2点を追う6回1死一、二塁からの第4打席だった。広島3番手の島内のインハイへの153キロ直球を弾き返した。打球が右翼スタンド上段へ着弾すると、バットを放り投げて絶叫。2位のDeNAに4ゲーム差に迫られる苦しいチームを救う一発になった。

 セ・リーグでシーズン45本塁打以上を記録するのは、2013年のウラディミール・バレンティン(ヤクルト)以来、9年ぶりとなる。バレンティンはこの年、NPB新記録となる60本を記録しており、村上がどこまで迫れるかに注目が集まる。

 シーズン111試合での45号は、143試合に換算すると実に58発ペースだ。2位の岡本和真(巨人)に21本差をつけ、キング争いを独走している。打点も2位の大山悠輔(阪神)に30打点以上の大差をつけて独走、打率でも試合前の時点でトップに立っており、暫定で“3冠王”になっている。

【実際の映像】衝撃の特大弾にバット放り投げて絶叫! 村上宗隆のチーム救う45号逆転3ラン

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