エンゼルス売却検討に選手も衝撃…主砲トラウトは複雑「まだ頭を整理をしている」
モレノ球団オーナー「今がその時だという結論に達しました」
エンゼルスは23日(日本時間24日)、球団売却を検討していると発表した。アート・モレノ球団オーナーは「私と家族は今がその時だという結論に達しました」との声明を発表。突然の報を受け、選手たちにも驚きが広がった。
日本時間の未明に飛び込んできたニュース。敵地でのレイズ戦を控えた選手たちの耳にもすぐに入った。主砲のマイク・トラウト外野手は試合前に取材に応じ「まだ頭を整理しようとしているところだ。私はキャリアを通してずっとここにいた。素晴らしい時間を過ごしてきた。アート(モレノオーナー)は私や家族を気にかけてくれた。私にしてくれたことに感謝している」と胸中を語った。
球団に対しても思いを問われると「まだ頭の整理を始めたところ」と繰り返しながらも「誰が購入することになっても、次のオーナーが決まったら、もちろん会話をすることになる」。モレノオーナーに対し「彼がここでしてくれた全てのことに感謝している。私や家族の世話をしてくれたこと、私を信頼してくれたこと。長期契約を結んだとき、私のことを信じてくれた」と改めて感謝を思いを述べた。
フィル・ネビン監督代行も「私にとって大きな意味を持つこと。私によくしてくれた。私がエンゼルスに入る前から彼とは面識があった。彼はこの球団にとって素晴らしいオーナーだった。今もそうだ」と強調。近年チームは低迷するものの、20年間で地区優勝6度の実績を挙げ「彼はアナハイム、オレンジカウンティの地域社会にとって素晴らしい存在だった。この球団にとって素晴らしいことをたくさんしてくれた」と語った。
(Full-Count編集部)