エンゼルス売却検討 大谷翔平の代理人が球場に姿見せるも「コメントできない」
ネズ・バレロ氏が敵地に姿見せるも「ビジネスがあって」
大谷翔平投手の代理人を務めるネズ・バレロ氏が23日(日本時間24日)、Full-Countの取材に応じ、エンゼルスのアート・モレノ球団オーナーが球団の売却を検討していると発表されたことについて言及。「モレノ氏が球団の売却先を探しているということだが、私に現時点でそのような話があったわけではない。なのでこの件についてはコメントできない」と話した。
この日、レイズ戦が行われるトロピカーナ・フィールドに姿を見せたバレロ氏は「ビジネスがあって」とし、前日22日(同23日)にロサンゼルスからタンパ入りしたという。大谷はこの日の全体練習前に壁当てとキャッチボールを終え、客席から見つめていた同氏と約5分間の談笑をした。
球団を通じ、モレノオーナーは「20シーズンに渡ってエンゼルス球団を所有できたことは大きな名誉であり特権でした。この難しい決断は私たちが決めたことであり、熟慮に値するものでしたが、私と家族は今がその時だという結論に達しました」との声明を発表。補強などに対して強い意向を反映させてきたオーナーが変わることで、大谷の去就にも影響を与えると注目されている。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)