「ヤクルトにもう余裕はなくなった」 怒涛の7連勝・DeNAが大逆転劇に期待できる理由
DeNAは3年ぶりの7連勝で貯金は今季最多の「10」
DeNAの勢いが止まらない。23日に京セラドームで行われた阪神戦を4-0で勝利し、3年ぶりの7連勝をマークした。貯金も今季最多の「10」となったチームを現役時代に阪神、ヤクルトなど4球団で計21年間捕手として活躍した野球評論家の野口寿浩氏は「首位のヤクルトにもう余裕はなくなったと見ていい」と断言した。
青柳対策としてスタメン9人中、7人の左打者を並べた打線が生きた。初回に昇格即2番で起用した神里が左前打でチャンスを作ると無死一、三塁から佐野の二ゴロの間に先制。2回には今永が自身を援護する左前タイムリー。そして3回は戸柱が左前適時打と序盤でエース右腕を攻略した。
投げても今永が6回4安打無失点の好投で8勝目をマークし、中継ぎ陣も無失点リレーで完封勝利を演出した。投打が噛み合った戦いぶりを野口氏は「宮崎、ソトのベンチスタートは余裕を見せているわけじゃない。前回と同じようにスタメンで起用された選手が個々の仕事を果たしている。Aクラスの中で一番の勢いがあるチーム」と評価した。