大谷翔平を獲得なら「478億円以上は必要」 米メディアが移籍候補に挙げる7球団
エ軍身売り検討で再び周辺騒がしく…トレード獲得に手を上げる可能性が高い7球団とは
エンゼルスが球団売却を検討していると発表したことで、大谷翔平投手の去就にも改めて注目が集まっている。米メディア「ヤフースポーツ」は、大谷がトレード市場に出た場合に獲得に動く可能性が高いとみられる7球団を紹介。大規模マーケットのヤンキース、メッツなどのほかに、ジャイアンツやブレーブスにも可能性があるとしている。
記事では、エンゼルスはファームが手薄なため、大谷をトレードする場合にはしっかりとした対価を「確実にものにする必要がある」と指摘。その前提に立つと大谷を獲得しようとする球団には、手堅いレベルのファームシステムを有し「何よりも長期間プレーしてもらえるように、3億5000万ドル(約478億円)からそれ以上の金額を払うこともいとわない姿勢が必要だ」としている。
これを実行可能なのはメジャーリーグに13球団あるとし、その上で獲得に動こうとするのは7球団だろうと予測している。ここで目新しいのは、ジャイアンツとブレーブスの名前だ。
ジャイアンツは昨季107勝を挙げ、ナ・リーグ西地区でドジャースを抑えて優勝した。ところが今年はここまで地区3位の61勝62敗。首位のドジャースには25ゲーム離されている。記事は「ジャイアンツは2024年とそれ以降にかけて、財政的な縛りが驚くほど少ない」と、大谷との長期契約も可能な資金力に注目。さらに「人目をひく動きを今オフに見せることにおいて、ジャイアンツより適した立場にあるチームはないかもしれない」とまで言っている。
またブレーブスについては、過去数年間でオースティン・ライリーやロナルド・アクーニャJr.ら優秀な野手陣と次々に長期契約を結んだ実績があるとして、アレックス・アンソポロスGMの手腕に注目している。
他に獲得の可能性があるとされているのは、資金力もファームも充実したドジャース、大富豪スティーブ・コーエン氏がオーナーを務めるメッツをはじめ、ヤンキース、カージナルス、レンジャーズと続いている。しかしヤンキースについては、(大谷と交換できる)有望株も資金も揃ってはいるものの「キャッシュマンGMは近年こういった類のトレードを行うことをちゅうちょしている」としている。
(Full-Count編集部)