イチロー愛弟子21歳の超大型契約の詳細は? 最大18年646億円、13年289億円を保証

マリナーズのフリオ・ロドリゲス【写真:ロイター】
マリナーズのフリオ・ロドリゲス【写真:ロイター】

基本ベースは2029年までの8年165.2億万円も…出来高を含めると最大18年645.7億円に

 マリナーズがフリオ・ロドリゲス外野手と最大18年4億7000万ドル(約645億7000万円)のメジャー史上最高額となる超大型契約を結ぶことで最終調整しているとMLB公式サイトなど米複数メディアが伝えた。最大ではメジャー史上最長で最高額になる契約の中身が見えてきた。

 基本ベースは2029年までの8年1億2000万ドル(約165億2000万円)で、2028年のシーズン後にマリナーズは球団オプションを行使するかを選択できる。球団オプションは8年か10年。MVP得票に応じて2億~3億5000万ドル(約275億3300万~481億8000万円)と幅があり、球団オプションを行使した場合には最低で3億2000万ドル(約440億5300万円)、出来高などを含め18年総額4億7000万ドルに到達するという。

 これまでのMLB最大の契約はエンゼルスのマイク・トラウト外野手が2019年に結んだ12年4億2650万ドル(約587億1400万円)。ロドリゲスが全てを満たせば、年数、金額ともにMLB史上最高になる。

 2028年オフにマリナーズが球団オプションを行使しなかった場合でも、ロドリゲスは5年9000万ドル(約123億9000万円)の選手オプションを行使できる。選手オプションを行使した場合、13年2億1000万ドル(約289億1000万円)となり、行使しなかった場合には30歳になる前にFAになることもできる。

○球団オプションの変動額は以下の通り
・8年間でMVP票が1つもなかった場合、8年2億ドル
・トップ10に2回か3回入った場合、8年2億4000万ドル
・トップ10に4回入った場合、8年2億6000万ドル
・MVP1度受賞+トップ5にもう1度入った場合orトップ5に3回入った場合、8年2億8000万ドル
・MVP2度受賞orトップ5に4回入った場合、10年3億5000万ドル

(Full-Count編集部)

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