イチロー氏「心が折れそう」「すごく孤独でした」 マリナーズ低迷期振り返る
球団殿堂入りの記者会見、セレモニーは27日に行われる
マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が26日(日本時間27日)、T-モバイル・パークで球団殿堂入りの記者会見を行った。マリナーズの低迷期を振り返り「心が折れそうなことが何度もあります。でも踏ん張ってよかったと思います」としみじみ語った。
海を渡って初年度の2001年に地区優勝に大きく貢献。しかし2002年は地区3位、2004年からは3年連続地区4位に沈むなど、その後は優勝には遠かった。「あの時はすごく孤独でしたけど、それと向き合ってよかったと思います」と晴れやかな表情で回顧した。
イチロー氏は2001年から2012年と2018年から2019年にマリナーズに在籍。計14年間で2542安打、打率.321、438盗塁という輝かしい功績を残した。「自分が現役時代にここで止めなきゃというセンスを持っていなかったら今日のここにはいなかったと思う」。27日(同28日)には本拠地のガーディアンズ戦でセレモニーが行われる。
(Full-Count編集部)