MLBが100年ぶり「韓国シリーズ」開催発表 釜山とソウルで11月に4試合「ワクワク」

MLBの「コリア・シリーズ」の会場となる高尺スカイドーム【写真:Getty Images】
MLBの「コリア・シリーズ」の会場となる高尺スカイドーム【写真:Getty Images】

11月11&12日は釜山、14&15日はソウルで計4試合を行う

 MLBとMLB選手会は26日(日本時間27日)、11月に「コリア・シリーズ」を開催すると発表した。MLB選手が韓国を訪れて試合に出場するのは、1922年にケイシー・ステンゲル、ウェイト・ホイト、ハーブ・ぺノックらがアジアを訪れ、日本、韓国、中国でプレーして以来、実に100年ぶりのこととなる。

 MLB公式サイトによると、11月9日から16日まで4試合を行う予定。11、12日は釜山・社稷(サジク)野球場で、14、15日はソウル・高尺スカイドームで行われる。

 MLBチーフ・オペレーションズ&ストラテジー・オフィサーのクリス・マリナック氏は「MLBはこの歴史的なシリーズに向けた釜山とソウル訪問にワクワクしている。このツアーは、今後韓国での定期的な野球イベント開催に向けたMLBの計画の次なるステップである。韓国は野球の伝統が豊かで、これまでにパク・チャンホやチュ・シンスらオールスター選手、そして現在ブルージェイズ所属のリュ・ヒョンジン投手やレイズ所属の一塁手チェ・ジマンら実績ある選手を多く輩出している」と期待した。

 また国内外選手オペレーション部門の選手会シニア・ディレクターであるレオノア・コロン氏は「我々が引き続き世界に野球を広めていく中で、野球の歴史が豊かで、野球の知識が豊富で、楽しむことが大好きで、試合に入り込むファンベースは、MLB選手たちを紹介するのにうってつけだ」と話した。

「2022コリア・シリーズ」は、世界のファンにMLBチームや選手を届ける歴史的な試合の数々となるMLBワールド・ツアーの一環。MLBワールドツアーはMLBと選手会にとって過去最大の海外プレー計画で、最大でレギュラーシーズン24試合とエキジビション16試合がアジア、メキシコ、ラテンアメリカ、ヨーロッパで2026年シーズンいっぱいまで開催される。

(Full-Count編集部)

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