大谷翔平、球団売却騒動に「頑張ることが唯一できること」 7回0封で11勝目、一問一答
球団売却騒動には複雑「どうなっていくのか正直見えていない」
――残り1か月超。投げ続けるのに一番大事なことは。
「一番はやっぱり睡眠だと思うので。睡眠時間をしっかり確保することが、いいリカバリーにつながりますし、いい切り替わりが出来れば、いいパフォーマンスにつながっているので。一貫してリカバリーは大事だなと思ってますけど、最後の1か月の方が、体的にもきついと思うので、より大事になってくるかなと思います」
――モレノ球団オーナーが球団売却を検討していると発表した。選手としてはどういう思いか。
「経営に関しては僕はちょっと専門外なので。分からないですし、どうなっていくのかっていうのも正直見えていないので。今この状況で頑張ることが唯一できることですし、今シーズンはあと1か月くらいあるので、まずやりきりたいなと思います」
――トレードの話も再び出ているが。
「それはGMに聞いてもらった方が早いかなと思うので。あと1か月、やり切るだけなので、しっかり休んで、また明日頑張りたいなと思います」
――8月の1か月間の打撃を振り返って。
「数字が残っている以上にあんまり差は感じていないので。ヒットになる打球というか、前半戦は結構いいバッティングが出来ていても、ライナーアウトが多かったですし、長打になる確率の高い打球がアウトになる確率が高かった。8月はどちらかというと、間に飛んで抜ける打球が多いのかなという印象なので、その差がOPSに出ているかなと思います」
――マウンドのプレートは一塁側に踏んでいたか。
「多少ずれていたかなと思います。マノア選手が投げていたところと被るのが嫌だったので、多少ズラして投げていましたけど、そんなに大きな差はないかなと思います」
――ツーシームを増やしたことで、踏む位置を修正したか。
「それはないですね。右打者はどちらかというと、フォーシーム、スライダー、スプリットが基準にはなっていくので。そんなに立つ位置は関係ないかなと思います」
――仙台育英が夏の甲子園で日本一に。東北の高校出身選手として思うことは。
「東北勢初なので、まずはおめでとうございますと。母校ではないのが少し残念ではありますけど、東北の中の強豪の1校として、これから頑張って欲しいなと思います」
――東北勢が甲子園で勝つことの難しさを感じるか。
「どうですかね。分からないですね。北海道でも勝っているところはありますし、単純に日本一になるっていうのはそれだけ難しいことですし、確率の低いことなので、やってきた練習が実を結んで優勝できたっていうのは本当に素晴らしいことかなと思います」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)