大谷翔平、初回ピンチも無失点の立ち上がり ゲレーロJr.をスライダー攻めで一邪飛
敵地・ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場
■ブルージェイズ ー エンゼルス(日本時間28日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場した。初回の投球ではピンチを招いたものの、1安打無失点と上々の立ち上がりを見せた。最速98.4マイル(約158.4キロ)。
注目の立ち上がり。初回先頭・スプリンガーに左前打を許したが、ゲレーロJr.を一邪飛に。ビシェットの四球などで2死一、二塁としたが、ビジオを中飛に打ち取った。28球(ストライク16球)を要したものの、無失点で切り抜けた。
初回1死一塁の打席では四球を選んで出塁。同一、二塁にチャンスを広げたが、後続が打ち取られて得点にはつながらなかった。
前回登板21日(同22日)の敵地・タイガース戦では4回5安打3失点で今季8敗目(10勝)を喫した。ウイルス性胃腸炎のため、5回に代打を送られて途中交代した。
試合前までの投球回数は121回。今後は中5日の登板間隔で回り、残り7登板で平均6回を投げれば、メジャー初のシーズン規定投球回(162)をクリアする。