大谷翔平、109球力投は「壮観だった」 7回零封9奪三振に敵地カナダメディアも脱帽
球宴右腕マノアとの投手戦を7回無失点で制した大谷
■エンゼルス 2ー0 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、7回9奪三振2安打無失点の好投で今季11勝目を挙げた。今季最多109球を投じる力投に、敵地サイドのメディアも「ショウヘイ・オオタニはそれ以上に壮観だった」と脱帽するしかなかった。
今夏のオールスターに初選出された右腕マノアとの息詰まる投手戦だった。初回2死一、二塁のピンチを切り抜けた大谷は2回を3者連続三振に。3回2死二塁から11者連続凡退と危なげない投球を展開すると、1点リードの7回1死一塁ではチャップマンを空振り三振、タピアを中飛に仕留めて7回まで投げ抜いた。
対するマノアも7回まで4安打1失点8奪三振と快投。こちらも105球の力投だったが、投げ合いでは大谷に軍配が上がる形に。両右腕の投手戦に、カナダメディア「トロント・スター」のコラムニストを務めるマイク・ウィルナー記者は「私たちは今日、アレク・マノアの壮観なパフォーマンスを見たが、ショウヘイ・オオタニはそれ以上に壮観だった」とツイートし、マノア以上の投球を見せた大谷に脱帽だった。
さらに、カナダメディア「ザ・スコア」のブランドン・ワイル氏も「ショウヘイ・オオタニがいかに信じられないほど素晴らしいか、私たちはまだ正しく認識できていないと思う」と称賛。カナダメディア「スポーツネット」のベン・ニコルソンスミス記者は「この投手戦は前評判通りのものだった」と、好投した両投手を称えていた。
(Full-Count編集部)