大谷翔平、花巻東に辛口エール? 仙台育英の東北勢初Vに「母校でないのが少し残念」

ブルージェイス戦に先発し11勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ブルージェイス戦に先発し11勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

母校・花巻東高へ「東北の中の強豪の1校として、これから頑張って欲しいなと思います」

■エンゼルス 2ー0 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季11勝目を挙げた。今季最多109球の力投で、7回9奪三振2安打無失点の好投。チームを2連勝へ導いた。試合後には仙台育英高が夏の甲子園を制したことについて言及した。

 大谷は花巻東高時代に「みちのくのダルビッシュ」と注目を集め、2年夏、3年春と甲子園を経験。隣県の強豪校を祝福しつつ、優勝旗の“白河の関越え”が母校でないことについても触れた。

「東北勢初なので、まずはおめでとうございますと。母校ではないのが少し残念ではありますけど、東北の中の強豪の1校として、これから頑張って欲しいなと思います」

 2年夏は帝京高に初戦で敗れ、3年春は藤浪晋太郎(現阪神)、森友哉(現西武)らを擁する大阪桐蔭高に初戦で敗れた。東北の高校が甲子園で勝つことの難しさを感じていたのか。「どうですかね。分からないですね。北海道でも勝っているところはありますし、単純に日本一になるっていうのはそれだけ難しいことですし、確率の低いことなので、やってきた練習が実を結んで優勝できたっていうのは本当に素晴らしいことかなと思います」と語った。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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