侍ジャパンU-15がパナマに完封勝ち メキシコでW杯開幕、初優勝へ白星発進
元巨人の鹿取義隆氏が監督、3投手が無失点リレー
野球日本代表「侍ジャパン」U-15は27日(日本時間28日)、メキシコ・エルモシージョで開幕した「第5回 WBSC U-15 ワールドカップ」のオープニングラウンド初戦を戦い、パナマに4-0で勝利。初優勝へ向け白星発進を飾った。次戦は28日(同29日)にフランスと戦う。
日本は3回に3四死球で1死満塁の好機を得ると、「2番・中堅」で先発した坂本慎太郎外野手の右犠飛で先制。「3番・捕手」の本田翔輝が遊撃内野安打で続き、「4番・一塁」の金本貫汰内野手の左飛をパナマが失策する間に3点を追加した。
投げては先発した渡邉颯人投手が4回を被安打2、無失点の好投。2番手の佐藤龍月投手も2回無失点、さらに5つの三振を奪った。3番手の堀田昂佑投手も1回を無失点で締めた。
日本はこの大会の前身にあたる「AA世界野球選手権」では2度の優勝があるものの、2012年に「15U」として生まれ変わってからは2016年に福島県いわき市で行われた大会の2位が最高。今大会は鹿取義隆氏(元巨人)が監督を務め、初優勝を目指す。
(Full-Count編集部)