エンゼルス、16完封はリーグトップも… 低迷する成績にファンは皮肉「信じられない」
大谷が7回無失点、2番手のハーゲットも2回無失点と好投
27日(日本時間28日)の敵地ブルージェイズ戦で今季11勝目をマークしたエンゼルスの大谷翔平投手。「3番・投手兼DH」でスタメン出場すると、7回を投げて2安打無失点9奪三振、今季最多109球を投じる熱投でチームに勝利をもたらした。
大谷が7回まで無失点と好投すると、8回からはハーゲットが2イニングを無失点に封じ、エンゼルスは2-0で勝利。これでチームとして今季16度目の完封勝ちで、この段階でメッツと並んでメジャー全球団で最多タイになった。その後、メッツがロッキーズに今季17度目の完封勝ちを飾ったものの、ア・リーグでは依然、単独トップに立っている。
ただ、メッツが81勝46敗でナ・リーグ東地区の首位に立っているのに対し、エンゼルスは54勝73敗でア・リーグ西地区の4位。プレーオフ進出も絶望的な状況になっており、完封数とチームの勝敗が結びついていない。
試合直後に「エンゼルスの今季16度目の完封勝利はメッツに並んでメジャートップだ」としたエンゼルス広報のツイッターには、ファンから「つまり打線が壊滅的だってこと?」「メッツに近い勝利数を挙げているってことだよね?」「でもメッツはエンゼルスより27勝も多い」「でも打てるの?」「信じられない」と皮肉めいたコメントも寄せられていた。
(Full-Count編集部)