大谷翔平は「デンジャラス」「なんて才能」　逆方向へ運ぶ28号に敵地放送席驚嘆

敵地でのブルージェイズ戦で2ラン含む3安打4出塁と躍動

■エンゼルス 8ー3 ブルージェイズ（日本時間29日・トロント）

　エンゼルスの大谷翔平投手が28日（日本時間29日）、敵地でのブルージェイズ戦で28号2ランを放った。「3番・指名打者」で先発出場し、7回の第4打席で10試合ぶりの豪快弾。逆方向へと運ぶ一撃に、敵地トロントの放送席も「これはもっともデンジャラス」と驚きの声をあげていた。

　7回無失点で11勝目を挙げた登板翌日に大谷のバットが快音を何度も響かせた。初回の第1打席で右前安打を放つと、3回の第2打席で内野手を強襲する安打。そして、3点リードの7回2死二塁では左腕メイザのシンカーを左翼スタンドに運んだ。17日（同18日）の本拠地マリナーズ戦以来の一発となる28号2ランとなった。

　左腕メイズから放った一発に、ブルージェイズの地元放送局「スポーツネット」で解説を務める、メジャー通算1049試合出場のバック・マルティネス氏は「彼は球場の全方向へ打てるもの凄いパワーを持っています。私からすれば、これはもっともデンジャラスなことです。逆方向に持っていけるということは」と驚嘆。実況のダン・シュルマン氏も「なんて才能でしょう」と評していた。

（Full-Count編集部）