来秋の全道高校野球を札幌ドームで開催 高校野球の公式戦は初、日没時間など考慮

今秋の全道高校野球を札幌ドームで開催すると発表【写真:荒川祐史】
今秋の全道高校野球を札幌ドームで開催すると発表【写真:荒川祐史】

神宮大会に備え、人工芝に慣れることも目的の1つ

 北海道高校野球連盟と札幌ドームは29日、来年秋の全道高校野球大会を札幌ドームで開催すると発表した。今秋までは札幌市内の円山、麻生の両球場で行われており、札幌ドームでの開催は初となる。例年通りの規模であれば、各支部予選を勝ち抜いた20校が参加する。

 大会は10月18日から22日までの間に1回戦から準々決勝までを消化し、10月25日に準決勝、26日に決勝を行う計7日間の日程となる。2001年に開場した札幌ドームではこれまで大学野球の札幌学生1部や社会人野球の都市対抗予選などの公式戦が行われたことはあるが、高校野球の公式戦開催は初となる。

 両者は札幌ドーム開催に至った経緯について、秋の大会は日没時間が早く、天候不順となる日も多いことや、優勝チームは東京・神宮球場で行われる明治神宮大会に出場するため、人工芝に慣れることでより高いパフォーマンスを発揮してもらうことを挙げている。

 北海道高野連はすでに、来夏の南北北海道大会の準決勝と決勝の計6試合を、来春開業する日本ハムの新本拠地「エスコンフィールド北海道」で行うと発表している。

(Full-Count編集部)

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