大谷翔平、2戦連発29号に続いて快足内野安打 MVP争いジャッジの前で2戦連続マルチ
5回に勝ち越し29号2ランで2試合連発
■エンゼルス ー ヤンキース(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地・ヤンキース戦に「3番・指名打者」で先発出場し、2打席凡退で迎えた5回に2試合連続となる勝ち越し29号2ランを放った。松井秀喜でも届かなかった、日本人初の2年連続30本塁打に王手をかけた。8回の一塁内野安打で2試合連続マルチ安打をマークした。
勝ち越しアーチは2-2で迎えた5回2死一塁だった。右腕モンタスのスプリットをバットに乗せ、2試合連発の29号2ラン。MVP争いをする中堅・ジャッジの頭上を超える豪快弾だった。打球速度102.7マイル(約165.3キロ)、飛距離398フィート(約121.3メートル)、角度28度だった。
ジャッジが8回に1点差に迫る50号ソロ。大谷は8回先頭でも結果を出した。一塁へのゴロとなったが、敵軍の投内連係より早く一塁ベースを駆け抜けた。マルチ安打は2試合連続、今季32度目だ。
前日28日(同29日)の敵地・ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、7回に10試合ぶりの28号2ランを放った。今季最多109球の熱投を見せた登板翌日だったが、4打数3安打2打点1四球と大活躍を見せた。チームは3連勝中。このまま勝ち星をつかめるか。
(Full-Count編集部)