ジャッジが50号一番乗り MVP争い大谷翔平とアーチ合戦、リーグ新62発ペース
ジャッジの50号は5年ぶり2度目、チーム129試合目で大台到達
■エンゼルス ー ヤンキース(日本時間30日・アナハイム)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が29日(日本時間30日)、敵地・エンゼルス戦でシーズン50号本塁打を放った。「2番・中堅」で先発出場し、8回の第4打席で3試合ぶりの一発で大台に到達した。
2点を追う8回1死。救援テペラのカーブを打ち返した。中越え50号ソロ。3、5回の打席では2打席連続敬遠。大ブーイングが響いていた敵地も、この一発には一転して大熱狂だった。打球速度111.1マイル(約178.8キロ)、飛距離434フィート(約132.7メートル)、打球角度34度だった。
大谷翔平投手とのMVP直接バトル。5回に勝ち越し29号2ランを放った大谷とのアーチ競演は、2021年6月29日(同30日)以来2度目だ。ジャッジは、この一発でシーズン62発ペースに。ア・リーグ記録61本のロジャー・マリスを上回るハイペースだ。シーズン50発は52本で本塁打王と新人王に輝いた2017年以来5年ぶり2度目。17年はチーム155試合目での大台だったが、今季は129試合目で到達した。