西武ドラ1隅田は「マウンドでの仕草がダメ」 辻監督が求める「大胆」な姿勢

西武・辻発彦監督【写真:小林靖】
西武・辻発彦監督【写真:小林靖】

隅田は防御率3.18は上々も1勝8敗と大きく黒星先行

■日本ハム 4ー2 西武(31日・ベルーナドーム)

 パ・リーグ首位の西武は8月31日、本拠地ベルーナドームで最下位・日本ハムに2-4で競り負けたが、0.5ゲーム差の2位ソフトバンクもロッテに敗れたため、辛くも首位の座を守った。ドラフト1位ルーキーの左腕・隅田知一郎投手が、6月9日の巨人戦以来83日ぶりに1軍で先発し、5回2失点で勝ち負けは付かず。今季防御率は3.18と上々だが、1勝8敗と大きく黒星が先行している。

 久しぶりに1軍のまっさらのマウンドに上がった隅田は、いきなり初回先頭打者の木村に初球の146キロ速球をジャストミートされ、左翼線二塁打。1死後近藤に四球を与え、4番の松本にはカウント3-2から、内角低めのスプリットを三塁線突破の2点二塁打にされ、先制を許した。

 2、3、4回も毎回得点圏に走者を背負ったが、追加点は許さない。結局5回84球で降板し、リリーフ陣に後を託した。チームは2-2で迎えた8回に、3番手の水上由伸投手が打たれ苦杯をなめた。

 隅田は「2回以降、ランナーを背負いながらも粘ることができたのは良かったです。これまでの登板では、同じようなケースで4回、5回に点を取られてしまうことが多かったので、ゼロで切り抜けられた今日の経験を、必ず次に生かします」と振り返る。

9月1日にはドラ2佐藤が86日ぶり先発

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