大谷翔平、値千金30号3ランでヤ軍粉砕の衝撃 被弾のコール痛恨「最悪のミス」

今季30号となる逆転3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
今季30号となる逆転3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

外角狙ったはずが…内に入った直球をスタンドへ

■エンゼルス 3ー2 ヤンキース(日本時間1日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が8月31日(日本時間9月1日)のヤンキース戦で今季30号となる逆転3ランを放った。被弾したゲリット・コール投手は試合後「ひどいコースに投げてしまった。ただ単に最悪のミスだった」と後悔の念を口にしている。

 大谷は1点を追う6回、1死一、二塁で打席に立った。この回エンゼルスは1死からフレッチャーが三塁内野安打、これをヤンキースの三塁手ドナルドソンが悪送球し打者走者は二進、さらに続くトラウトの打球を遊撃手のカイナーファレファが失策し、いわば好機をもらった格好だった。

 コールは2つの失策が投球に影響したかとの質問には「そうではないかな」とし「ただただ、今夜の中で最悪の直球だった」と続けた。2ボールからの3球目、時速97.9マイル(約157.6キロ)の直球は真ん中へ入り、大谷はこれを中堅へ運んだ。

 さらにコールは失策が続いたことについて「そういう場面に毎回出くわしたいわけではないけど、投手がマウンド上でミスをすれば守備が助けようとしてくれるし、守備でミスがあれば投手が助けようとするもの。とにかく不運だった」としている。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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