「次世代の菊池涼介」 松井裕もハグした超絶美技コンボは「この体勢からすごい」
渡邊佳は2安打&好守で勝利に貢献した
■楽天 11ー8 オリックス(1日・楽天生命パーク)
楽天の渡邊佳明内野手が超絶美守で試合を締めくくった。中堅に抜けようかという当たりをダイビングで止め、倒れ込みながらスナップスローで最後のアウトを奪った。アクロバティックな活躍は「これは次世代の菊池涼介」「送球気持ちええ」とファンをうならせている。
1日に楽天生命パークで行われたオリックス戦。「6番・二塁」で先発出場すると、6回に2点適時三塁打を放った。さらなる見せ場は9回の守備だった。11-6から2点を失い、3点差とされてなおも2死満塁。流れがオリックスに傾きかけている中、安達は中堅へ抜けそうな強烈な打球を放った。しかし渡邊佳がダイビングでつかみ、そのまま素早く二塁へ送球してアウトとした。オリックスベンチはリクエストを要求するも、判定はそのままで勝利を収めた。
守護神の松井裕がハグで出迎えたほどのビッグプレー。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると「この体勢からすごいな」「なんだこの極限の状況でさえ時間が止まったかのようにすら思える力みのないスナップスローは……」「鬼うまい」「今日は佳明居なかったら負けてた」と絶賛のコメントが並んだ。