ド軍戦は特別「お酒飲まない」 日本人1000勝「苦しさ分かる」 ダルビッシュ一問一答

今季12勝目を挙げたパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
今季12勝目を挙げたパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

日米3000奪三振&メジャー日本人投手の通算1000勝の節目

■パドレス 7ー1 ドジャース(日本時間3日・ロサンゼルス)

 パドレスのダルビッシュ有投手が2日(日本時間3日)、敵地でのドジャース戦に先発。7回2安打9奪三振無失点の快投で、今季12勝目を挙げた。5回には、野茂英雄以来、日本人2人目となる日米通算3000奪三振にも到達。メジャー11年目で迎えた大記録。試合後の一問一答は以下の通り。

――7回無失点を振り返って。
「特に良かった点というか。前回と比べてあまりかわんないんですけど、自分たちの作戦というかゲームプランがうまくいった」

――1巡目は速球系で押し、間の取り方を変えたりもしていた。
「いつも通りやっていたらなかなか勝てないので。ムーキー・ベッツ選手とか、ウィル・スミス選手だとか、変化球よくいっているところを逆にまっすぐボンボン行くのもありなのかなと、(捕手の)ノラと試合前に話して、それが良かったところですね」

――日米通算3000奪三振を達成して。
「自分のことなんであまりわかんないんですけど、これだけ長くやれているってことと、健康であることが条件だと思うので、今までいろんな方にお世話になっていますけど、フラフラしていた自分を大きい愛で育ててくれたファイターズあってのこと。本当にファイターズに感謝しています」

――ドジャース相手に快勝。
「一番強いチームなので、みんなにとっても自信になるでしょうし、大きな1勝だと思います」

――ドジャース戦の登板を選んだ理由は?
「投げたいからです(笑)。投げるのが一番楽しいので。完璧じゃないといけないというところがあるので、ドジャース戦を控えるときはその登板間お酒も飲まないですし、それだけ懸けて。ドジャースだからってところはありますね。どれだけいい球団かっていうのは僕は知っているので、相手として一番大きい存在ですから、自分の力を試す意味で」

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