侍ジャパンU-15は3位決定戦へ 米がキューバに勝利、没収試合が影響し決勝進出ならず
プエルトリコに勝利し望みを繋ぐも、アメリカとキューバが決勝へ
野球日本代表「侍ジャパン」U-15は3日(日本時間4日)、メキシコ・エルモシージョで開催されている「第5回 WBSC U-15 ワールドカップ」で3位決定戦に回ることになった。スーパーラウンド第4戦でプエルトリコに9-1で快勝したものの、アメリカがここまで全勝していたキューバに大勝。キューバとアメリカが4勝1敗で決勝進出を決め、侍ジャパンU-15はチャイニーズ・タイペイとの3位決定戦を戦うことになった。
この日プエルトリコと対戦した侍ジャパンは2回に3点を先行すると、3回に畠中健太(住吉ボーイズ)の適時三塁打などで2点を追加。5回にも菊池伊真(青森山田リトルシニア)の2点適時打などで加点してリードを広げた。先発の堀田昂佑(広島廿日市ボーイズ)が2回1失点、2番手の高橋輝羽(東練馬リトルシニア)が5回無失点と2投手のリレーで逃げ切った。
侍ジャパンU-15はスーパーラウンド初戦でアメリカに勝利し、第2戦ではチャイニーズ・タイペイに敗れた。オープニングラウンドから引き継いだ勝敗を含め2勝1敗で迎えたキューバ戦も3-0で試合を終えた。だが、投手の球数制限を超過していたため、試合後に没収試合となり、0-7で敗戦となった。
プエルトリコに勝利して、決勝進出に望みを繋いでいたものの、3勝2敗で並ぶ可能性のあったアメリカがキューバに勝ったため、スーパーラウンドグループで4位に。球数制限超過が大きく影響することになり、決勝進出を逃し、チャイニーズ・タイペイとの3位決定戦に回ることになった。
(Full-Count編集部)