「見たい?やりたい?」 究極の二者択一、大谷“溺愛アナリスト”の「きつねダンス」参戦秘話
ベン・バーランダー氏は8月26日に札幌ドームで始球式を行った
エンゼルスの大谷翔平投手を“溺愛”していることで知られているベン・バーランダー氏が、自身が司会を務めるポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」内で、来日時に札幌ドームで披露した「きつねダンス」の秘話を明かした。きつねの耳としっぽを付けて踊り、球場を爆笑に包んだシーンを「永遠に忘れない。僕はあのダンスをやり切った」などと振り返った。
バーランダー氏は8月26日に札幌ドームで行われた日本ハム-ソフトバンク戦で始球式を務めた。「実は始球式の後に言われたんだよね、『ここでは3回にきつねダンスをやるんですが、見たい? やりたい?』って。『ああ、いいよ、やるよ』って答えた」とまさかの“きつねダンス参戦”に至った経緯を説明した。
そして3回表終了後。「通路に行って、チアリーダーたちにきつねダンスを教わった。僕が知らない、今から大勢のファンの前で披露するダンスを、だ。さらに『きつねの耳としっぽもつけなきゃならない』と言われた。僕はやったよ。通路でチアリーダーたちと一緒に、しっぽと耳をつけた。そしてグラウンドに出てこのダンスをするハメになった」と苦笑いを浮かべた。
それでもバーランダー氏は、大谷の「最優秀選手Tシャツ」を着ながらノリノリのダンスでファンの心を掴んだ。「何という瞬間、何という思い出だ。永遠に忘れない。どう言われても構わないけれど、僕のダンスはバッチリだったと思う。やると決めたらやる、そして僕はあのダンスをやり切ったんだ」と誇らしげだった。
別の日のポッドキャスト番組で「このダンスは、見ていて楽しいとしか言いようがない。きつねダンスは今年ファイターズが始めたばかりだが、すでに大反響で、きつねダンスをやるのかみんなに聞かれた。その時は何のことだか分からなかったけど、結果的に踊ることになった。僕はチアリーダーたちの振りを見て真似た。滑稽だったけどすごく楽しかったよ」と話したバーランダー氏。今季のプロ野球界を席巻した“一大イベント”にすっかり虜となった様子だった。
(Full-Count編集部)