ジャッジ、307億円契約延長拒否は最大の博打だった? 英紙も注目「賭けが当たり」

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

現在54本塁打のジャッジを英国の新聞大手「ザ・ガーディアン」が特集

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は現在54本塁打を放ち、シーズン64発ペースと打ちまくっている。リーグ記録61本塁打の更新も十分可能で、エンゼルスの大谷翔平投手との“MVP論争”も加熱するばかり。そんなジャッジを、イギリス紙までもが特集。契約についても触れている。

 英国の新聞大手「ザ・ガーディアン」が「2億1350万ドルのオファーを退けたアーロン・ジャッジ、次はHR記録更新へ」との見出しで掲載した。シーズン前、ジャッジはヤンキースからの7年2億1350万ドル(約307億5000万円)の契約延長を断っていた。同紙は「もしかするとジャッジ以上に大きな賭けに出た人はいなかったかもしれない。そしてその賭けが当たり、多くの配当を得ようとしている」と指摘した。

 現在ジャッジは135試合で54発。シーズンに換算すると64本ペースで、同じヤンキースでプレーしていたロジャー・マリスが1961年にマークしたア・リーグ記録の61本を塗り替えることも期待されている。今季はメジャー全体の本塁打数が少なくなっており、ナ・リーグ1位で両リーグでは2位のカイル・シュワーバー(フィリーズ)の36本と18本差もついていることからも、いかにジャッジがアーチを量産しているかが分かる。

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