大谷翔平に「不可能はない」 新球“ターボシンカー”を米専門家が分析「見事な球」
三塁方向へ鋭く曲がるシンカーは、スライダー、スプリットをより効果的に
大谷は時速100マイルのストレートに加えて、今季の空振り率が49%に達するスプリット、40%前後のスライダーの他にも、カーブ、カットボールを操る。MLB公式サイトによると、今季の大谷のスライダーは平均で14.1インチ(約35.8センチ)変化しており、それと逆方向に50センチも変化するシンカーは打者にとっては脅威。ストライクゾーンをより広く使えることにもつながる。
フリードマン氏は「私が一番感心するのは、常に進化する彼の投手としての能力だ。多くの偉大な選手と同様に、彼は決して満足することがない。常に打者の一歩先を行けるよう、自身の武器に磨きをかける方法を探している」と向上心の高さについても称賛した。
最後には「個人的には、オオタニに不可能はないと思っている。彼にとってはまるで野球がビデオゲームで、新たなスキルを意のままに加える権限を自身が持っているかのようだ」と締めくくった。
(Full-Count編集部)