無安打でも絶賛される浅野翔吾の凄さは? “プロ注高校生”に目を奪われた大学日本代表たち

高松商・浅野翔吾【写真:荒川祐史】
高松商・浅野翔吾【写真:荒川祐史】

九産大・大久保監督「浅野君は打球が違う。威圧感もあったし、やっぱりレベルが違う」

 打撃技術はもちろん、隙のないプレースタイルには非凡なものを感じさせられた。強風で有名なZOZOマリン。第2打席で一飛を打ち上げると、野手が捕球した時にはすでに二塁ベースを回っている全力疾走を見せた。5回無死一、二塁で迎えた第3打席も併殺に終わったが、カウント1-2と追い込まれてから3球連続フォークに対応(ファウル、見極めてボール、二ゴロ併殺)してみせた。

 大学日本代表の指揮を執った九産大・大久保哲也監督は「フリーバッティングを見たが、浅野君は打球が違う。威圧感もあったし、やっぱりレベルが違うなと感じました」と最敬礼だ。

 この試合の視察に訪れ、チームを激励した「侍ジャパン」トップチームの栗山英樹監督も「あれだけ積極的に振れる。木製バットになって、150キロ近いボールをどんどん投げられても違和感なく振りきれるのは、持っているものがある」と大絶賛だった。

立大・荘司「プレーだけじゃなく、立ち振る舞い。本当に挨拶だったり礼儀が素晴らしかった」

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