「審判もよう見とったな」　超低空レーザー＆ドンピシャタッチに「プロってすごい」

低くて鋭い送球→三塁・茂木のドンピシャタッチ→塁審の見事な判定

■楽天 4ー3 ソフトバンク（7日・PayPayドーム）

　楽天の渡邊佳明内野手が7日、PayPayドームで行われたソフトバンク戦で右翼からの強肩を披露。三塁への進塁を阻止する好プレーを見せた。低くて鋭いお手本のような送球に、三塁の茂木のドンピシャタッチ、そして際どい判定を見事に下した嶋田塁審。ファンからは「プロってすごい」と称賛の声が上がっている。

　楽天2点リードの5回1死一塁の場面で周東の打球が右前に落ちた。一塁走者の甲斐が二塁を蹴ると、右翼手の渡邊佳は三塁へ矢のような送球。超低空送球はツーバウンドで茂木が構えていたグラブに狂いなく吸い込まれた。際どいプレーになったが、茂木は滑り込んできた甲斐に無駄な動きなくタッチ。アウトの判定が下され、ピンチを脱出した。

「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは「【ど真ん中】渡邊佳明『超低空！矢のような好返球で進塁阻止』」とのタイトルでこのプレーを動画で紹介。ファンからは「イチロー思い出した」「いやーでも審判もすごいな」「審判もよう見とったな」との声が寄せられている。楽天はこのプレーもあってか辛くもこの試合を1点差で逃げ切っている。