大谷翔平の攻略法は「本当に分からない」 敵将は戦前から神頼み「失投を願って」
アストロズ・ベイカー監督「ミスしてくれることを願っている」
■アストロズ ー エンゼルス(日本時間11日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日、試合開始8時15分)、敵地・アストロズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場する。アストロズのダスティ・ベイカー監督は「彼を打つのがいかに難しいか。どうやってアプローチするか聞かれるが、本当に分からない。失投してくれることを願って、それを打つ準備をしておくこと」と警戒した。
大谷は前回登板3日(同4日)の本拠地・アストロズ戦では8回6安打1失点と好投。今季最多111球の熱投を見せられた。「アナハイムで華氏105~110度(摂氏約40.6度~43.3度)の中、汗だくになりながら投げていたのが印象に残っている。大変なことだよ。攻略の糸口を見つけないといけない。彼がミスしてくれることを願っているよ」とベイカー監督は話した。
今季の対アストロズ戦は4試合登板して2勝1敗、防御率1.09。24回2/3を投げて38奪三振をマークしている。地区首位を走るアストロズへ、気迫の投球が期待される。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)