春5位の早大が法大から勝ち点 投手陣が2試合連続0封、小宮山監督「まだ初戦」

早大・小宮山悟監督(中央)【写真:中戸川知世】
早大・小宮山悟監督(中央)【写真:中戸川知世】

先発の清水大が投打に活躍、6回無失点&2回に先制適時二塁打

 東京六大学野球秋季リーグ戦で、今春5位に終わった早大は11日、神宮球場での法大戦に2-0で勝利。2連勝として勝ち点を獲得し、好スタートを切った。先発の清水大成投手(3年)が6回3安打無失点。2回には右翼手の頭を越える先制適時二塁打を放ち、投打で勝利に貢献した。

 10日の1回戦では加藤孝太郎投手(3年)が8回を無失点に抑えるなど、投手陣は2試合連続で無失点。早大の小宮山悟監督は「まだ初戦。最終週の早慶戦まで(投手陣が)この状態なら胸張ってもいいと思います。まだどっちつかずだと思う。次の明治戦もしっかりゲームができるように」と気を引き締めた。

 今春は東大からしか勝ち点が奪えず、5位に終わった。指揮官は「春が終わってから、秋の最初のカードをなんとかしようと言ってやってきた。昨日、今日とこれ以上ない勝ち方。歯を食いしばってきた成果が表れたと思う」と頷いた。次週は早大は試合がなく、3週目に春王者・明大とのカードが控える。悔しさを胸に、秋のリーグ戦を戦っていく。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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