騒然の“6アウト事態”は「普通ボコボコに崩れる」 皆でドタバタ「ガチガチに緊張」
ファンもヒヤヒヤ「ほんと心臓が持たんマジで途中泣いた」
■ソフトバンク 4ー3 オリックス(11日・京セラドーム)
ソフトバンクは11日、まさかの“6アウト事態”を乗り越えて首位に返り咲いた。京セラドーム大阪でのオリックス戦。次から次へと起きたドタバタに、ファンは「日本シリーズでも全然緊張してなかったメンツが千賀滉大7年連続2桁勝利の権利でガチガチに緊張してるの伝わってきて面白かった」「普通ボコボコに崩れるパターン」と気が気じゃなかったようだ。
2点リードの8回無死一塁で、何かに取り憑かれたように雲行きが怪しくなった。宗は一塁へのゴロで併殺かと思われたが、一塁・中村晃の送球を遊撃・今宮が後逸。名手らしくないプレーで一、三塁を招いた。続くT-岡田は空振り三振で本来ならチェンジだったが、これでまだ終わらない。
紅林の中飛のあと、小田の振り逃げに捕手の甲斐が珍しくもたついてセーフ。5度目のアウトチャンスも逃して満塁となった。頓宮に左前適時打を許して1点差。嫌な予感が充満したが、最後は中川圭をなんとか空振り三振に仕留め、6度目のアウト機会をモノにして被害を最小限に食い止めた。
何とか逃げ切り薄氷の勝利。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが「【ざわざわ…】京セラドーム大阪に“魔物”あらわれる!?」と注目すると、ファンからは「今年を象徴するような壮絶な譲り合い」「ほんと心臓が持たんマジで途中泣いた」などとコメントが寄せられていた。