阪神糸井、引退会見の一問一答 一番凄かった投手は「大谷」、佐藤輝には「練習せえ」

引退会見を行った阪神・糸井嘉男【写真:橋本健吾】
引退会見を行った阪神・糸井嘉男【写真:橋本健吾】

日本ハムは「野手としての可能性を引き出してくれた」

――19年間の思い。
「長いようで短かった。入団して色々あった。僕の中では野手転向を選択した、あの出来事はプロ野球選手の土台でした。あの時の必死にやった練習というのが土台となって19年できたのかなと」

――投手として入団し野手に。日本一、リーグ優勝も経験。パ・リーグの日々は。
「日本ハムでは僕の野手としての可能性を引き出してくれて。それに応えようと必死にやって、先輩方にも恵まれた。その人たちに追いつこうと必死だった。オリックスはトレードで移籍でしたがずっと主力として迎え入れてくれて。そこに僕も認められないといけない気持ちで頑張ってきた。タイトルも獲らせてもらった、2球団には感謝している」

――阪神では6年間過ごした。
「パ・リーグから移籍してきて、本当に衝撃を受けたというか。ファンの声援、熱狂的な声援、マスコミもそうですが全然違うなと。衝撃を受けた。甲子園球場でプレーして胸が高鳴ったというか、長年やってきた中でも胸が凄く熱くなった。そんなところで野球ができて、最後もそこで終われるなんてすごい幸せ」

――今年は勝ちたい、絶対勝つとの言葉が多かった。
「もちろん、FAの時に力を貸してほしいと言われて入団した。絶対に優勝したかった、それが心残りだが、それは今の選手たちに絶対に叶えてほしいなと。今年もまだまだチャンスありますしね」

怪我に苦しんでも「野球が大好き。常に向上心を持ってやってきた」

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