トラウト、8試合連発ならず苦笑い「これが野球」 最終打席で珍しくHR狙いも空回り
8回に珍しく本塁打を狙った「最後の打席は考えたね。自然なことだと思う」
■ガーディアンズ 3ー1 エンゼルス(日本時間14日・クリーブランド)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手は13日(日本時間14日)、敵地・ガーディアンズ戦で3打数無安打1四球に終わり、8試合連続本塁打はならなかった。トラウトは「これが野球だ。打てる球はいくつかあった。ちょっとタイミングがずれてしまったね」と振り返った。
トラウトが悔やんだのは初回1死の第1打席だ。2ボールから外角カットボールに反応したが、中飛に終わった。2点差の8回1死では本塁打を狙ったという。「最後の打席は考えたね。嘘はつかないよ。自然なことだと思う。本塁打のことを考えたら良くなかったね。ボール球に手を出してしまった。力んでしまった」と明かした。
本塁打はあくまで安打の延長。トラウト自身が本塁打を狙うのは過去に「1回だけ」だという。「サイクル安打の試合だ。今回は確かに意識したよ。みんなメッセージ送ってくるし、記者のみんなも質問してくるからね。意識しないのは難しいよ。メジャー記録だからね。本塁打だけじゃなくて連続安打もね」と笑い飛ばした。
メジャー記録といかなかったトラウトについて、ネビン監督代行は「打てる球があまり来なかったね。1球打ち損じがあった。また次を始めよう」と語った。チームは4安打で得点はサイスのソロ本塁打による1点のみ。「スアレスは非常にいい投球をして勝つチャンスを与えてくれたが、打線があまり何もできなかった。3、4安打じゃどうにもならないな」と嘆いていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)