ジャッジ、2打席連発57号は豪快同点ソロ 65発ペースと勢い加速、リーグ記録へあと4
6回の第3打席には右中間へ同点の56号ソロ
■ヤンキース 7ー6 Rソックス(日本時間14日・ボストン)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が13日(日本時間14日)、敵地で行われたレッドソックス戦の8回の第4打席、2打席連発となる同点の57号ソロを放った。劣勢を跳ね返したチームは延長10回の末、7-6で勝利し3連勝を飾った。
「1番・中堅」で先発出場したジャッジは、第1打席は三ゴロ、第2打席は中前打。2-3の6回無死の第3打席に、右腕・ピベッタの初球外寄りのカーブを捉えると、逆方向に伸びた打球は右中間後方にあるブルペンへと飛び込む56号ソロとなった。敵地ながら球場は大歓声に包まれた。
さらに再び1点を追う8回無死。今度は代わったばかりの右腕・ウィットロックのスライダーを振り抜き、最後は左手1本ながら左翼グリーンモンスターを越える57号となった。打球速度100.5マイル(約161.7キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)のアーチでまたしても試合を振り出しに戻した。延長10回の第5打席は申告敬遠で、4打数3安打2打点1四球、打率.310となった。
エンゼルスの大谷翔平投手とのMVP争いは激化する中、2打席連発と勢いは再加速。シーズン65発ペースとなった。1961年にロジャー・マリスが打ち立てたリーグ記録の61本まで、あと4本とした。