韓国高校生163キロ右腕に「手が出なかった」　侍U18浅野翔吾が受けた衝撃

U-18W杯スーパーラウンド初戦で韓国に0-8で大敗

　高校日本代表「侍ジャパン」は15日（日本時間16日）、「第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」（米フロリダ・ブラデントン）スーパー（決勝）ラウンドで韓国に0-8で大敗した。最後は浅野翔吾外野手（高松商）が韓国ドラフト全体1位で指名されたキム・ソヒョン投手が投じた163キロ（101マイル）の豪速球に見逃し三振（球場表示は97マイル）に倒れ、ゲームセット。ネット上では「大谷クラス」と表されるなど、メジャーのスカウトらが注目する右腕の投球に浅野は「手が出なかったです」と舌を巻いた。

　日本のドラフト注目打者も衝撃を受けた。最終7回の2死満塁。カウント1-2からの4球目の直球に「遠く見えたんですけど…。シュート気味にアウトコースから入ってくる97マイル…手が出なかったです」とコメント。高校生とは思えないうなりをあげる剛速球はWBSCのツイッターでも取り上げられており「高校生が打てるわけない」などとファンを驚かせている。“世界大会”を感じさせる打席となった。

　浅野はオープニングラウンド最終戦で左手首などを痛めていたが、韓国戦では「1番・左翼」でフル出場も4打数1安打だった。

（Full-Count編集部）