日韓626発のイ・スンヨプが村上宗隆を絶賛「60本以上打つ」「韓国にも本塁打打者を」
2003年には韓国リーグで56本塁打したアーチスト
ロッテ、巨人、オリックスとNPB3球団でプレーしたイ・スンヨプ氏が、シーズン55本塁打を記録したヤクルトの村上宗隆内野手に賛辞を贈った。韓国メディア「ニューシス」が報じている。イ・スンヨプ氏は韓国プロ野球史上最多の通算467本塁打、日韓通算では626発を記録したホームランバッター。2003年のサムスン時代にはシーズン56本塁打を記録してもいる。
記事によるとイ・スンヨプ氏は村上について「まだ若いのに、ほぼ完璧なスイングをしている」と絶賛。さらに今後について「流しても引っ張っても完璧なスイングで、60本以上の本塁打を打つだろう」と予測している。
さらに「パク・チャンホ(元オリックス)やリュ・ヒョンジン(ブルージェイズ)のような特級投手も必要だが、韓国にも本塁打をたくさん打てる打者が出てきてほしい。一発で試合の流れを変えられる“ゲームチェンジャー”だ。いつか我が国にも、50~60本塁打を打てる本塁打王が誕生しなければならないと考えている。そうすれば野球に対する関心もさらに増すのではないか」と話した。今季韓国プロ野球の本塁打王を走るのは、メジャーリーグのツインズでもプレーしたパク・ピョンホ(KT)で33本。若いスラッガーの台頭を待っている。
イ・スンヨプ氏は17日から仁川で行われる「MLBホームランダービーX」に参加するため、16日は前日会見に参加した。ほかにもキム・テギュン(元ロッテ)らOB5人が、エイドリアン・ゴンザレス、ニック・スウィッシャーらメジャーのかつての名選手と対決する。
(Full-Count編集部)