「漫画でもありえない」U-18騒然の“163キロ高校生” 指名の弱小球団ファン歓喜

韓国の3番手で登板したキム・ソヒョン【写真提供:WBSC】
韓国の3番手で登板したキム・ソヒョン【写真提供:WBSC】

すでにハンファが1位指名…あだ名も誕生「ハン・ソヒョン」

 高校日本代表「侍ジャパン」も参加している「第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に、とんでもないスター候補が現れた。韓国代表の右腕、キム・ソヒョン投手は日本とのスーパーラウンド初戦で最後の打者に101マイル(約162.5キロ)の剛球を投げ込んだ。これに歓喜したのが、15日に行われた韓国プロ野球のドラフトでキム・ソヒョンを1位指名したハンファ・イーグルスのファン。動画には「信じられない」「うちの子なんだよね……」「漫画でもありえない。カッコいい」とコメントが殺到した。

 大会を主催するWBSCが、ツイッターに動画を公開したもの。SNS上ではすでに「ハンファのキム・ソヒョン」を意味する「ハン・ソヒョン」というあだ名で呼んでいるファンも多く、「うちがこの子を獲ってもいいの?」「うちの1位がこんなの投げるなんて……信じられない」「うちの子なんだよね……ありがとうありがとう」と“救世主”の期待をかける声が集まった。

 ハンファは2018年に10球団中3位でポストシーズンに進出したものの、その後は2019年が9位、2020年と21年が2年連続の最下位、今季も15日まで首位から39.5ゲーム差の最下位に沈んでいる。韓国シリーズへ最後に進出したのは2006年、優勝したのは1999年までさかのぼる。「101マイルって何キロ? 信じられない」「この速度のボールが振られずストライクになるなんて……なんて制球」と賛辞も期待も止まらない様子だ。

(Full-Count編集部)

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