大谷翔平、7回8K無失点に雄叫び 13勝目の権利を持って降板、史上初のW規定まで14回
初回に左翼フェンス直撃の先制適時二塁打、昨季の自己最多138安打に並ぶ
■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間18日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地・マリナーズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、7回8奪三振3安打無失点と好投し、13勝目の権利を持って降板した。最速101.1マイル(約162.7キロ)。初回には自ら先制適時二塁打を放ち、シーズン自己最多タイ138安打を記録した。
エンジン全開だった。初回2死、サンタナへの3球目シンカーで101.1マイルを記録。続くスライダーで空振り三振に仕留め、3者凡退の立ち上がりを見せた。2、3回と安打で走者を出したが、無失点で切り抜けた。4回は3者凡退に抑え、5、6回とゼロで並べた。7回1死二塁からフレージャーを二ゴロ併殺打に抑え、雄叫びをあげてガッツポーズを作った。
バットでは初回1死一塁で先制の適時二塁打を放った。左翼フェンス上部に直撃。あと数センチで本塁打という豪快な一打だった。4回先頭では四球で出塁。1死二、三塁からダフィーの遊ゴロの間に2点目のホームを踏んだ。
これで投球回数は148回。メジャー初のシーズン規定投球回(162)まで、あと14回となった。また、シーズン200奪三振へは、あと4個に迫った。