大谷翔平を打ち崩すのは「ほぼ不可能に近かった」 主力不在のマ軍地元紙が嘆く
スアレスは人さし指骨折、ハニガーは背中違和感、ロドリゲスは腰の張り
■エンゼルス 2ー1 マリナーズ(日本時間18日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのマリナーズ戦に先発し、7回8奪三振3安打無失点で今季13勝目を挙げた。マリナーズの地元紙は、主力を欠いた打線が大谷を攻略することは「ほぼ不可能に近かった」とお手上げだった。
エウへニオ・スアレス、ミッチ・ハニガー、フリオ・ロドリゲスの3人が外れた打線は、大谷の前に本塁が遠かった。「ザ・シアトル・タイムズ」は「ショウヘイ・オオタニから安打を量産し得点することは、マリナーズの最高のメンバーを並べても難しかったであろうに、3人を欠いては、ほぼ不可能に近かった」と嘆いた。
「マリナーズが成功を収めるためにはオオタニが登板中は接戦に持ち込み、球数を増やして早めに降板させ、試合終盤、エンゼルスの苦しむブルペンにつけこむ必要があった」
先発した新人カービーが6回2失点と好投。接戦のまま終盤にのぞみをつないだ。そして打線は8回に2番手のバリアからようやく1点を奪ったが、あと一歩及ばなかった。サービス監督は「選手たちはいつだって懸命に競っている。今日はちょっとした逆境に立たされた」と振り返った。
スアレスは前日16日(同17日)の試合で人さし指を突き指して途中交代。検査の結果、骨折が判明して負傷者リスト入りした。ハニガーは背中の違和感が続いている。ロドリゲスは試合前の打撃練習で腰に張りが出て、試合30分前にスタメンを外れた。同紙が「マリナーズの危険な打者トップ3」と称する3人が不在だった影響は大きかった。
(Full-Count編集部)