山川K斬りの「変化球がエグい」 日本記録樹立の新人右腕が「育成出身なのバケモノ」
楽天宮森はプロ初セーブを挙げ、デビューから22試合連続無失点の快挙
■楽天 6ー4 西武(19日・ベルーナドーム)
楽天の宮森智志投手が、19日にベルーナドームで行われた西武戦で、デビューから22試合連続無失点の日本タイ記録を打ち立てた。最後は山川を急激に落ちる変化球で空振り三振に仕留めて初セーブで節目を飾った。育成で入団した新人に、ファンも「この選手が育成まで残ってたという衝撃」「山川選手を三振させた変化球がエグい!」と注目している。
この日の出番は6-4と2点リードした延長11回だった。2番から始まる中軸相手のしびれる場面も普段通り。源田を150キロの直球で三ゴロ、森をフォークで中飛に打ち取ると、最後は山川に対してフルカウントからの6球目、急激に変化したスライダーを振らせて試合を締めた。これで22試合連続無失点となり、広島の栗林良吏投手が持つ日本記録に並んだ。
昨秋の育成ドラフト1位で指名され、開幕から2軍でクローザーを務めて存在感を発揮すると、7月に支配下をつかんだ。8月2日のプロ初登板からスコアボードに「0」を並べ続ける右腕の快挙を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが公開。「ウイニングショットすげぇ球なげてる…記録出すだけあるわ」「こんな場面でも笑顔を出せる心臓の強さに惚れた!」「もっと大騒ぎされてもいい逸材」「育成出身なのバケモンだろ」と絶賛のコメントが並んだ。
(Full-Count編集部)